りんごといえば、常にスーパーに並ぶ定番の果物ですよね。

 

そんなリンゴですが、意外と知らない人も多いのが保存方法です。

常温なままでも良いのか?それとも冷蔵庫に入れた方が良いのか?

 

リンゴを長持ちさせる保存方法とは、いったい?

 

 

皆さんもご存知かと思いますが、リングには数多くの品種があります。

現在、私たち日本人が最も消費しているリンゴの品種といえば、やはり「フジリンゴ」でしょう。

 

フジリンゴは秋から冬にかけて旬をむかえます。リンゴの中では、長期保存が可能な品種です。

フジリンゴを保存する際に注意するのは、温度が高いところと乾燥に弱いことです。

長期保存したい場合は、低温(0~5℃)で湿度(80%以上)の場所に保存しておくのが理想です。

 

リンゴは常温保存と冷蔵庫保存では、どちらが長持ちする?

 

 

では、フジリンゴの保存方法で理想なのは「常温」、もしくは「冷蔵庫」のどちらかというと。

フジリンゴの旬である冬場であれば暖房の効いていない涼しい場所で日の当たらない場所(冷暗所)が理想です。

 

暖かいところであれば冷蔵庫の野菜室にポリ袋に入れ密閉してしっかり保存が理想です。

上記のように保存状態を整えれば凡そ1ヶ月程度、日持ちします。

 

繰り返しになりますが、フジリンゴは乾燥と高温に弱いという特徴があります。

水分の蒸発を防ぐためポリ袋に入れて密封して冷蔵庫の野菜室にいれます。

または温度差のない涼しい冷暗所で保存することが大事です。

 

リンゴを切った後の保存方法は、どうするべき?

 

 

では、切ってしまったリンゴの保存方法はどうしたら良いのかも気になるところです。

皆さんも経験があるかもしれませんが、切ったリンゴの断面は黒ずんできます。

そうなると、長期保存がなかなかできず困る方も多いのではないでしょうか?

 

実際に、私が調べた内容では、切ったリンゴが変色するのはリンゴの成分が原因だからだそうです。

リンゴの中に、ポリフェノールという成分が配合されており、それが酸化する事で黒ずむという事です。

 

そのリンゴの黒ずみを防ぐ方法ですが、以下の3通りの対処法が有効かと思います。

 

✅薄い塩水に漬けて、冷蔵庫に入れる!

切ったリンゴを薄い塩水に漬けてます。そして、切った断面をラップで覆い空気に触れないようにします。

そして、そのまま冷蔵庫に入れる事で、温度管理による劣化と切った断面の酸化が防げるという訳です。

※但し、塩水がきつすぎるとリンゴがしょっぱくなる可能性も気を付けて下さい。

 

✅レモン汁をきった断面につけ、ラップをする!

切ったリンゴの断面にレモン汁を垂らして、酸化を防ぐという方法もあります。

レモン汁には酸化を防ぐ成分が配合されているので、リンゴが黒ずむのを遅らせる働きが期待できます。

※但し、レモンを消費するので経済的にどうなのかというのが私の意見ですが・・・

 

✅砂糖水に漬けておくのも、実は効果が期待できる!

あまり知られていませんが、リンゴを砂糖水に漬けておくのも黒ずみを遅らせるのに効果的です。

カップ1杯の水に、大匙1杯の砂糖を加え、そこに切ったリンゴを浸せばよいのです。

砂糖を用意さえしておけばよいのですが、それを面倒と思うかは本人次第という事で(笑)

 

リンゴは最大でどれくらいの期間保存できるの?

 

 

リンゴを最大でどれくらいの期間保存でできるのかですが、目安は1ヵ月以内といったところでしょう。

先ほども触れたように、リンゴを保存するには、高温と乾燥状態を避ける必要があります。

その条件をクリアしていれば、1ヵ月近くは保存がきくかもしれません。

但し、条件を満たしていない、もしくはすでに切ってしまったという事であれば、なるべく早く食べることがおすすめです。

 

リンゴを冷凍庫で保存すると、食感が悪くなる!

 

 

では、最後にですがリンゴを冷凍保存するとどうなるかという事もまとめておきます。

リンゴを冷凍保存すると、予想がつくかもしれませんが食感が悪くシャキシャキ感がなくなります。

私も昔、試したことがあるのですが、生食用には向かない状態になります。

 

ですから、リンゴを冷凍保存する場合はリンゴジュースやリンゴジャムなどの加工をする場合のみに絞ると良いでしょう。

原型をそのまま留めておけないというのが、冷凍保存の欠点であり、逆に腐敗防止には有効という事です。

少なくとも、リンゴを冷凍保存するのは、何かしらの事情がある時のみにするべきですね(。-`ω-)

 

以上、リンゴを長持ちさせる保存方法:常温保存と冷蔵庫保存では?切った後の保存方法は?…という話でした。