毎年、寒い時期になると世間を騒がせる「ノロウイルス」ですが、よくよく考えてみると分からない事も多いのではないかと思います。感染経路は?症状の出方は?予防対策はどうするか、などなど・・・

 

 

そこで、そんな意外とよく分からないノロウイルスについて詳しく調べてみました。毎年、同じように騒がれますし、何より誰が感染してもおかしくないものですから、ぜひとも予防対策に役立ててもらえればと思います(^^)/

 

ノロウイルスの感染経路や症状の動画をチェック!

▼ノロウイルスについて▼

 

※動画再生時、音が出るの注意!※

 

動画でも紹介されていますが、ノロウイルスは言うまでもなく、誰もが感染する恐れがあるものです。実際にこの記事を書いている私も過去にノロウイルスで嘔吐をしたことがあります。正直、辛かったことを今でも覚えています(´-ω-`)

 

ノロウイルスの感染経路(人間の吐しゃ物への注意)

ノロウイルスの感染経路は経口感染が殆どだという事です。また、その経口感染をさらに詳しく見ていくと、以下に分類されます。

 

【感染経路その1】食品媒介感染(食中毒)

●牡蠣などの二枚貝など、ウイルスに感染した食品を十分に加熱処理しないまま食べた場合。 
● ノロウイルスに感染した人がウイルスを手や指につけ、更に調理した食材を、そのまま他の人が食べた場合。

 

【感染経路その2】接触感染

● 感染した人の糞便や嘔吐物を処理し、ウイルス手のついた手や指でそのまま口や鼻などを触った場合。

● 感染した人の手や指についたウイルスが、ドアノブなどにつきそのまま他の人の手や指につく場合。

 

【感染経路その3】飛沫感染・塵埃感染

●ウイルスに感染した人の下痢便や嘔吐物が飛び散り、その微量の飛来物が他の人の口や鼻などに付着していまう場合。
● ウイルスに感染した人の嘔吐物の処理が不十分な為、乾燥してチリやほこり(塵埃)となり空気中を漂って、他人に感染する場合。

 

 

ノロウイルスの潜伏期間と症状について!

 

次にノロウイルスの症状についてまとめておきます。先ず、ノロウイルスに感染に感染した場合の潜伏期間です。感染から発症までの時間は24~48時間でというのが一般的です。

 

症状としては嘔吐、下痢、腹痛、吐き気など報告されています。発熱は一般的に軽度(37℃~38℃)程度です。問題なのは突発的に襲う吐き気により、予想だにしない場所で嘔吐してしまう事です。

 

嘔吐したものが飛び散れば、他の人への感染が拡大します。特に学校や会社など、大勢の人がいる場所は注意が必要です。ノロウイルスに感染した人が触ったものを他の人が使うと、より感染経路は拡大します。

 

症状が治まっても、感染には注意が必要という事ですね(´-ω-`)

もしノロウイルスに感染してしまったらですが、症状は一般的に数日で快方に向かうのが一般的です。糞便中に通常は1週間程度、長い場合は1か月以上の長期間に渡ってウイルス粒子の排出が続くと言われています。

 

ノロウイルスの予防対策は?消毒は有効?

 

では、ノロウイルスは感染を予防するのが大切という事が分かったといても、問題はその方法です。ノロウイルスの特徴を抜粋しておくとアルコール消毒剤や熱に対する抵抗力がある。感染力が非常に強い。一度かかっても、何度も感染する。こんな感じです。

 

ですから、先ずノロウイルスの感染予防として挙げられるのは以下の3つの方法になるでしょう(^^)/

 

【予防対策その1】手洗いによる手や指の消毒!

ノロウイルスは手や指に付着した菌が原因になるケースがよくあります。ですから、ハンドソープや固形石鹸でこまめに手を洗うなどして衛生的な状態を作っておくと良いでしょう。

特にですが、学校や職場は超注意です。学校や職場はどこで誰が物を触っているのか把握しようがないケースが殆どです。常に手を洗うなどの注意を怠らない様にするべきです。

 

【予防対策その2】うがいによる経口感染の予防!

ノロウイルスの原因のほとんどは経口感染ですから、うがいもできる限り行うと良いでしょう。因みにですが、うがいに仕方にもコツがあり、いきなりガラガラするのではなく、始めの1杯は軽く口全体をゆすぐだけにすると良いそうです。

 

2回目に含んだ水でガラガラすれば、喉の奥にノロウイルスも付着しにくくなると言われています。

 

【予防対策その3】周りの者の除菌・感染者への配慮!

そして、最後には多くの人が触るものや場所には除菌も大切という事です。学校や職場はどうしても人が触るものが溢れています。注意が使用がないというのも事実ですが、せめて自分の身の回りの者だけでもという思います。( ⇒  病院・飲食店で大人気の除菌剤チャーミスト  )

また、万が一、感染した方がいて嘔吐物などがある時は素手で対処するのではなく、なるべくゴム手袋で処理するなどして下さい。

 

ノロウイルスは老若男女誰でもかかる可能性があります。症状も重症化し肉のですが、その反面、注意が散漫になるのも事実です。今一度、自分の身の回りの生活習慣を見直したいところですね(^^)/