冬になると、やはり食べたくなる食べ物のひとつがミカンではないかと思います。

 

そんなミカンですが、前々から疑問なのはミカンの薄皮は食べるべきなのかという事です。

そこで本記事では、ミカンの薄皮の名前や栄養価について詳しく調べ、まとめてみました(^^)/

 

ミカンの薄皮の名前(名称)とは、いったい?

 

 

皆さんも、ミカンはよく食べるかと思います。ただ、そのミカンの各部位の名前となると誰も知らないでしょう。

そこで私なりに調べてみると、本当に聞いたこともない名前がずらりと出てきました。

 

先ず、ミカンの皮をむくと小さな袋が出てきますよね。この袋の事を「じょうのう袋」と言います。

漢字に関してはものすごく難しい上に、パソコンで入力しようとすると感じが見つからないかったほどです(笑)

因みに、この「じょうのう袋」についている白い筋はアルベド(内果皮)と言います。

 

ミカンの薄皮をは食べるべき?残すべき?

 

 

私はそんなことはないのですが、高齢者の方に多い気がしますが、ミカンの薄皮を残す方がいるかと思います。

ミカンの薄皮ですから、食べても問題ないことは誰しも分かる事でしょう。

 

ですが、あえてミカンの薄皮を食べるべきか?残すべきか?と言われると、詳しく分かる方も少ないでしょう。

 

そこで、あえてミカンの薄皮を食べるべきか調べてみると以下の内容が分かりました。

薄皮に含まれる気になる栄養は次の2つです。

 

  • ペクチン(食物繊維の一種)
  • へスぺリジン(ポリフェノールの一種)

 

漢方の材料でも有名な「陳皮」の主成分で、毛細血管を強くしてくれる効果があるといわれています。

それも、驚きなのはミカンの薄皮以上に、あの白い筋の栄養効果が凄い事です。

ミカンの白い筋に関しては、以下の記事にまとめておきました。良ければ参考にして下さい。

 

 

ミカンの薄皮を食べると便秘解消に役立つって、本当?

 

 

ミカンの薄皮や白い筋にはペクチンという水溶性食物繊維が豊富含まれています。

ペクチンには整腸作用があるので、腸内環境を整えます。そして、便秘の改善に効果が期待できます。

ですから、できる限りミカンは房ごと食べるのが理想ではないかと思います。

 

それ以外にも、ミカンの薄皮や白い筋には、ビタミン以外にもクエン酸やミネラルなどが含まれています。

 

クエン酸は疲労回復にとても有効なので運動の後などにおすすめなのです。

また、不足しがちなミネラルも摂取できるのも魅力ですね(#^^#)

 

 

つまりですが、ミカンには健康維持を自然にできる為の作用が事前に備わっているという事ですね。

 

ミカンの缶詰は薄皮がないのは何で?

 

 

ところで、缶詰のミカンって薄皮がないと気になった方もいるのではないでしょうか?

ミカンの薄皮がないのは分かるけど、どうやってミカンの薄皮を取っているのか気になるところですよね。

まさか、一房一房丁寧に薄皮を手作業でめくっているなんて思えないですし(笑)

 

では、実際にどうやって缶詰のミカンは薄泡をめくっているかですが、どうやら重曹で溶かしているようです。

なぜ重曹で薄皮が剥けるのかですが、理由は重層(炭酸水素ナトリウム)が薄皮に含まれるペクチンを溶かすからです。

勿論、だからといって重曹の成分がミカンに残っているという事はないので安心して下さい。

 

何にしても、ミカンは美味しく食べられる果物であり、健康維持にも役立つ果物という事ですね。

皆さんも、冬場なんかはコタツで暖まりながらミカンを食べられるのでしょうね(#^^#)

 

以上、ミカンの薄皮の名前(名称)とは?ミカンの薄皮の栄養価と健康効果について…という話でした。