ひな祭りと言えば、女の子がいる家庭なら3月3日に行う、当たり前の行事ですよね。私の銘も女の子なので毎年、ひな人形とちらし寿司、それに桜餅なんかでお祝いしています。女の子ってかわいいもんですよね!

 

 

そこですが、そんな女の子の大切な行事であるひな祭りについて詳しく調べてみました。ひな祭りの由来や歌、さらに飾りなどの意味なども知らべてみました。女の子のいる家庭には、ぜひ知ってもらいたい内容です(^^)/

 

ひな祭りの歴史(起源となる出来事とは?)

 

ひな祭りは、昔「上巳の節句」「弥生の節句」などと色々な呼び名で呼ばれていました。五節句(「人日」「上巳」「端午」「七夕」「重陽」)の一つにあたります。皆さんもご存知の様にこの時期に、ひな人形、桃の花を飾る習慣です。

 

ひな祭りの起源は古く古代中国までさかのぼります。漢の時代、徐肇(じょちょう)という男に3人の女児が痛そうですが、3人とも3日以内に死んでしまうという悲劇に見舞われたそうです。

 

その嘆き悲しむ男の様子を見た同じ村の人たちが酒を持ち、3人の女児の亡骸を清めて水葬したことに由来しているとされています。これがひな祭りの由来になっているという事です。

 

ひな人形の由来(ひな人形やひな壇を飾る理由)

 

そして、それが日本に伝わり平安時代になると、「上巳の祓い」といって、3月3日に陰陽師を呼びお祓いをる習慣となりました。自分の身に降りかかる災難を自分の生年月日を書いた紙の人形(ひとがた)に移らせて川に流しました。

 

この厄払い様子は今でも下鴨神社で行われる「流しびな」の行事に再現されています。京都に住んでいる方や観光で訪れる方には、ぜひ一度見てみると良いかと思います。

 

【下鴨神社の詳細】
住所: 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話: 075-781-0010
最寄り駅: 出町柳駅[6]から徒歩約12分
平安時代より秋景が有名な糺の森は、55棟の国指定重要文化財の社殿と併せて世界文化遺産に登録されています。特に瀬見の小川沿いが美しい神社です。

 

紙のひな人形が時代の流れとともに、現在の豪華なひな人形になったとされています。江戸時代は畳に絨毯を敷き、そこのにな人形をおいていたりしたそうです。江戸時代のいつかは分からないですが、いつしかひな壇できれいに飾る様になったという事です。

 

ひな祭りの歌(歌詞)を確認すると分かる事も!

▼ひな祭りの歌の動画▼

 

※動画再生時、音が出るので注意※

 

あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり

 

お内裏様(だいりさま)と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔

 

金のびょうぶに うつる灯(ひ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒 めされたか
あかいお顔の 右大臣

 

着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひなまつり

 

こんな感じですね。この内容を見ると分かる様に、ひな祭りの歌はひな飾りの様子を謳ったものだという事が分かります。では、そのひな飾り(ひな人形の配置など)にはどの様な意味があるのかというと・・・

 

ひな人形の配置の理由?男雛と女雛のどちら?

 

実はあまり知られていませんが、ひな人形の配置は地域によって多少の違いがあります。関東では向かって左に男雛、右に女雛です。京都は逆です。向かって右が男雛、左が女雛になります。

 

これは御所の伝統にならったもので、左大臣・右大臣の場合、左大臣の方が偉いという事が由来しているからだと言われています。御所の紫宸殿は南向きに建てられており、天皇から見て日が昇る方角(東)は左です。

 

ですから、左の方が地位が高いという事なのです。京都の地名「右京区」「左京区」もこれにならっています。実際地図でみると左右が逆になっているという事です。京都に行った時は、ぜひとも確認しておきたいところですね!

 

ひな祭りに桃の花を飾るのは何でなの?

 

雛祭りは別名、桃の節、とも言われますよね。桃の花を飾ったり、桃花酒を飲む習慣がありますが、でも、よくよく考えると、ひな祭りと桃の鼻って、いったいどの様な関係があるのかと疑問に思うところです。

 

実はこれにもり理由があり、桃の木には邪気払いの効き目があるとされているからです。柳も飾りますが、柳は生命力が強いことから、健康を祈って縁起のよい桃と柳を飾るのだそうです。

 

娘に災いが訪れず、健やかに育って欲しいという親の願いが込められているのですね。こう考えると何気なく飾る桃の花も本当に大切案んだなと思いますよね!

 

ひな人形を片づけないと嫁入りも送れる?

 

基本的にひな人形は、3月2日を「宵の節句」、4日を「送り節句」といってまだ出しておきますが、5日を過ぎるとすぐ片づけなければ、その家の女の子がお嫁にいくのが遅くなるという迷信?があります。

 

まあ、いうなれば早く嫁入りするようにという源を担ぐのが目的でしょうが、親としては娘の嫁入りは気になるところですから、迷信と思っても、ついついしれに習ってしまうところも愛りますよね(笑)

 

 

いずれにしても、娘さんの健やかな成長は親として嬉しい限りですね(#^^#)