最近ですが、思う事があるのです。街中にあるドラッグストアやスーパーなどにあるシャンプーを見るとよく「無添加」「ノンシリコン」という文字が宣伝されています。その様な文字を見ると、いかにも自分の髪や頭皮にも良いのではと思えててしまいます。

 

 

ですが、よくよく考えて欲しいのは、シャンプーそのものが人間が生み出したものです。そのが無添加なんてあり得るの?という事です。おかしな話ですよね。添加物を使わなければシャンプーは作る事ができないのに・・・(゚д゚)!

 

無添加、ノンケミカルのシャンプーは意味不明!

 

皆さんは、無添加という言葉にどの様なイメージを持つでしょうか?体に悪いものが配合されていない、自然に近い商品だと思っていないでしょうか。もしそれが、食べ物だったら確かにそれもあり得なくもないです。

 

ですが、シャンプーなどのスキンケア商品となると話は別です!はっきり言っておきますが、シャンプーに無添加、ノンシリコンと記載があっても意味不明です( `ー´)ノ

 

そもそも、無添加がここまで広まった理由は1960年代にアメリカで自然食品ブームが到来したからだと言われています。防腐剤や酸化物などの化学添加物を配合していない、自然そのものを食べる事が流行したのです。

 

その為に、その流行が日本に流れ込んだのです。そこで問題だったのは食品だけに収まらずスキンケアなどの商品にも同じようなイメージを求めてしまったという事です。

 

無添加のパッケージに隠されたメーカーの罠とは?

 

例えばですが、某メーカーのシャンプーを例に挙げておきます。そのシャンプーの公式サイトには「無添加」が謳われいました。実際に私がその公式サイトを確認したところ、「6つの無添加」という表記がありました。

 

6つというのは界面活性剤、着色料、香料、アルコール、パラベン(防腐剤)ミネラルオイル(鉱物油)でした。恐らくですが、今現在、スキンケアを販売しているメーカーは殆どが甲っ式サイトでこのような記載をしているのではないかと思います。

 

そもそもですが、よく考えてもらいたいのはシャンプーに無理に着色する必要がるでしょうか?無理に香料を使用する必要があるでしょうか?よくよく考えると、どうしても使用しないといけない成分という訳ではないのです。

 

あえて、メーカーではそれらの危険成分を排除していると謳っていかにも安全性が高い事をアピールしているのです。その商品の成分表を見ると、少なからず合成界面活性剤も配合されていますから、その時点で無添加という事はありえなくなるのです(;^ω^)

 

 

メーカーは、私たち消費者が成分表をしっかりと確認しない事を知っています。それよりも謳い文句をチェックしていると知っています。メーカーの思惑が見え隠れしている様に思えて仕方ないのは私だけですかね(苦笑)

 

薬用シャンプーなら肌に優しく効果があるのでは?

 

そして、次に私が思うのは「薬用シャンプー」です。薬用と聞くと、皆さんはどの様なイメージを持つでしょう?医薬品に近いようなイメージで、いかにも頭皮環境を整えてくれそうな気がしないでしょうか?

 

残念ながらこれも間違った認識と言えるでしょう。薬用とは言い方を変えれば医薬部外品ですが、そこには全成分表示の義務がないのです。厚生労働省から効果が認められた成分が少しでもは配合されていれば薬用です。

 

つまり、この薬用といっても有効成分が配合されていても、それらを肌内部に浸透させる成分が配合されていなければ効果は期待できません。酷いメーカーではそれらの浸透成分を合成界面活性剤に頼っているーカーもあると言われています。

 

こう考えると、薬用という言葉についつい惑わされているのだなと思えてこないでしょうか?

 

シャンプーに限ったことでもないのですが・・・

 

なぜ、こうも日本で無添加とかノンシリコンなどの根拠のない謳い文句が氾濫しているのかというと、理由の一つに2001年の薬事法が関係していると言われています。薬事法が改正されたことにより、使用できる成分が増えました。

 

それを気に今までスキンケアとは無縁の業者だったメーカーが続々と参入してきたのです。そして、メーカーごとの販売活動が激化していったのです。その為、メーカーはあの手この手と消費者の心理をくすぐる謳い文句を宣伝していきました。

 

そして、今日の様に無添加、ノンシリコン、薬用、オーガニック、ナチュラルなど訳の分からない根拠の言葉がられるしてしまったのです。

 

もしですが、この記事を見て、頭皮の悩みや薄毛、抜け毛に悩んでいるのであれば自分が使っているシャンプーやリンスは本当に安全性が高い成分なのか、成分表をチェックしてもらえればと思います。

 

もし、今まで謳い文句だけで購入していたというのであれば、見直しする事をおすすめします。そして、シャンプーを購入する時は、成分表や更にはネット上で愛用者の本音なども拾ってみる事も良いかもしれませんね(^^)/