蓄膿症(ちくのうしょう)の原因と治し方:黄色くドロッとした膿の正体とは?

投稿日:2019年9月23日 更新日:

 

蓄膿症と言えば、鼻から出る膿のようなものというのは皆さんも知っての事と思います。

ですが、どうして蓄膿症になるのか?あの黄色い膿のような液体の正体は何なのか?などの疑問もあります。

そこで、本記事では蓄膿症について、詳しくまとめてみました(^^)/

 

蓄膿症(ちくのうしょう)の原因とは?

 

 

蓄膿症は、正式には「慢性副鼻腔炎」という病名があります。

蓄膿症の定義としては、鼻漏や鼻づまりなど副鼻腔の慢性的な炎症症状が12週間以上消失しない状態を指します。

細菌やウイルスによって副鼻腔の粘膜に炎症が起こる急性副鼻腔炎から続発することが多い病気です。

 

細菌などを鼻水と一緒に体外へ排出する力が弱まり、副鼻腔に膿がたまってしまいます。

鼻がつまったり、イヤな臭いがしたりといった不快な症状が起こる為、多くの方が症状に悩まされます。

そして、副鼻腔にたまった鼻水・膿や細菌などが、副鼻腔の粘膜を傷つけ炎症を起こします。

 

それが原因となって、さらに病原体も増え、炎症が治りにくくなる悪循環に陥ってしまうのです。

 

 

蓄膿症の症状(頭痛や熱など)

 

 

【症状その1】鼻水

蓄膿症になると黄緑色のような膿の混じった鼻汁が良く垂れだしてきます。

慢性期には白い粘調な鼻水が多く認められます。

これはアレルギー性鼻炎に特徴的な透明でさらさらした鼻水との鑑別点にもなります。

 

【症状その2】後鼻漏

蓄膿症の場合、鼻水が前に出るだけではなく、喉の方に流れて咽頭炎や気管支炎の原因になることもあります。

これはアレルギー性鼻炎の鼻水がほとんど前へ流れるのと対照的です。

 

【症状その3】鼻づまり

鼻腔や副鼻腔の粘膜が腫れたり、ポリープになったりすると、空気の通る隙間が狭くなり鼻づまりが起こります。

また、慢性的な鼻水が鼻腔に貯留したり、鼻中隔の弯曲や中甲介蜂巣などの骨構造の異常も鼻づまりの原因となります。

勿論、アレルギー性鼻炎の合併によって下甲介粘膜が腫脹することも原因の一つとなります。

 

【症状その4】痛み

急性の副鼻腔炎によく認められる症状ですが、ほっぺたや両眼の間の痛み、額などの頭痛などが起こることがあります。

慢性の場合にも額を中心とした頭重感などはしばしば認められます。

 

風邪をひいた時に額の痛みを反復するような事があれば副鼻腔炎の可能性も少なくありません。

また、眼の近くの副鼻腔に高度の炎症が起こると眼痛や視力障害をきたすこともあります。

 

【症状その5】嗅覚障害

匂いを感じる嗅裂部の粘膜が腫れたり、炎症が長引いたりすると嗅覚障害が起こることがあります。

鼻中隔の弯曲や中甲介蜂巣などの鼻腔形態異常も増悪因子となります。

治療が遅れると改善しにくい事もしばしばあります。

 

蓄膿症の治し方

 

 

蓄膿症といっても、その症状は様々です。その為、蓄膿症の症状を正確に把握しながら治療が必要になります。

基本的に蓄膿症の治療方法は「保存療法」と「手術療法」の2種類があります。

保存治療は、どんな治療方法かというと1週間前後の抗生物質や炎症を抑える薬を服用します。

又、局所療法としてうみを吸って鼻の中をきれいにするネブライザー療法もあります。

慢性的な蓄膿症の場合は、それに加えてマクロライドという抗生物質の一種を少量、2-3ヶ月投与する治療法が有効です。

これは菌を叩くというより、粘膜の機能を正常化するのが主な目的です。

 

軽症の副鼻腔炎であれば、この治療法で完治する場合も少なくありません。

但し、蓄膿症が重症化すると、以下の手術療法を検討する必要があるかもしれません。

 

蓄膿症の手術

 

 

【手術方法その1】ESS(内視鏡下副鼻腔手術)

ESS(内視鏡下副鼻腔手術)特殊な小型カメラである内視鏡を用います。

マイクロ・デブリッダーと呼ばれる電気カミソリのような内視鏡用の手術器具も使用します。

それにより、肉眼では見えなかった鼻の奥や角度のある部位を手術します。

このような手術概念や医療機器の変化に伴い急速に普及してきたのがESS(内視鏡下副鼻腔手術)です。

 

【手術方法その2】内視鏡下副鼻内整復術

内視鏡下副鼻内整復術は、内視鏡下に骨構造を改善する手術です。

手術も鼻内で行うため顔に傷がついたり鼻の形が変わったりする事はないです。

ほとんどが粘膜下の操作であるため出血も多くはありません。

内視鏡下副鼻内整復術であれば、全て2泊あるいは3泊の短期入院で行えます。

 

【手術方法その3】拡大前頭洞手術(難治性前頭洞炎に対する手術)

以前は、治りにくい前頭洞の炎症に対してはおでこの皮膚を切開する鼻外手術が中心でした。

問題点として、美容上の問題やおでこのしびれ感が残ることがありました。

これに対して、拡大前頭洞手術は皮膚を切開しない鼻内手術で治療するのが拡大前頭洞手術です。

 

【手術方法その4】涙嚢鼻腔吻合術(鼻涙管閉塞症の手術)

涙腺で作られた涙は涙小管から涙嚢を経由して鼻涙管を通って鼻内へ排泄されます。

蓄膿症の症状によっては、この通路が狭くなるために涙が止まらないといった症状が現れます。

このような場合、涙嚢を鼻内に開放して涙の抜け道を作るのが涙嚢鼻腔吻合術です。

 

蓄膿症に効果的な市販薬

 

 

では、再び蓄膿症の症状改善の治療法で有効な薬の服用に話を戻します。

今はインターネットが普及したおかげで、蓄膿症の改善に効果が期待できる市販薬も多くあります。

例えばですが、以下の市販薬は評判もよく、蓄膿症に悩む方におすすめかと思います。

 

【チクナイン】

 

ちくのう症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎を改善する内服薬です。

9種類の生薬からなる漢方「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」の働きで効果が期待できます。

鼻の奥の炎症を鎮めながら、膿を抑えて呼吸を楽にします。

1日2回の服用でOKです。

 

【ベルエムピ】

 

ベルエムピL錠は、漢方の古典といわれる中国の医書『万病回春[マンビョウカイシュン]』に収載されている処方が基本です。

日本で経験方として発展させた「荊芥連翹湯[ケイガイレンギョウトウ]」という薬方です。

慢性鼻炎、蓄膿症などに効果があります。

 

蓄膿症は症状を見極めて正しい治し方が必要!

 

 

蓄膿症は正しい治し方が大切です。私の友人も間違った対処法をしたが為に、症状が悪化しました。

蓄膿症の自覚症状がある場合は、先ずは病院で診断を受けることをおすすめします。

また、蓄膿症になった事がない方も、ぜひ蓄膿症の正しい知識を身に着けておいて損はないと思います。

 

以上、蓄膿症(ちくのうしょう)の原因と治し方:黄色くドロッとした膿の正体とは?...という話でした。

 

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