厄年というと、何か良くない事が起こると言われています。ですが、皆さんは厄年って、いったいどういうものなのか知っているでしょうか?

 

実際は言うと、私も厄年って何のことか、そもそも厄年って何歳なのか全くわかっていなかったのです。気にしたこともないというか・・・

そこで、今回は厄年について調べてみました。

厄年の意味って?男性女性の年齢の違いって?

さっそくですが、私は厄年の意味について調べてみました。そして、ネットに公開されている厄年の意味について調べたところ以下の様に記載されていました。

厄年(やくどし)は、日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢のことである。科学的な根拠は不確かで、陰陽道由来とされるものの出典は曖昧である。しかし、平安時代にはすでに存在し、根強く信じられている風習である。
【ウィキペディア(Wikipedia)参照】

こんな感じでした。

厄年の起源は平安時代の陰陽道に由来がると言われていますが、正確な記録が存在はしていないという事です。それ以外にも鎌倉時代にもそれらしい文献があるとの事です。

という事で、要は厄年というのは科学的な根拠のない迷信ともいえるという事です。迷信好きの日本独自の風習が残っているといったとこどでしょうか(笑)

この内容を見る限り、現実志向の方には厄年というのはあまり興味がないことは言うまでもないかと思います・・・

 

厄年の男性・女性年齢一覧(いつからいつまで)

厄年の意味はともかく、厄年の年齢がさっぱり分からないという方もいると思います。そこで、厄年の年齢を男性・女性の年齢別に一覧表にしてみました。

  前厄 本厄 後厄
男性 24歳 25歳 26歳
41歳 42歳 43歳
60歳 61歳 62歳
女性 18歳 19歳 20歳
32歳 33歳 34歳
36歳 37歳 38歳

上記の表は厄年の一般的な年齢です。厄年というと男性女性で年齢が違うのは謎ですよね。

 

いずれの厄年にもその前後1年間に前厄(厄の前兆が現れるとされる年)・後厄(厄のおそれが薄らいでいくとされる年)の期間があり、本厄と同様に注意すべきとされる。

本厄は男性の場合は、数え年で25歳、42歳、61歳、女性の場合は19歳、33歳、37歳です。特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、凶事や災難に遭う率が非常に高いので十分な警戒を要するとされています。

但し、この厄年ですが仏教でも宗派により数え方が違う様です。詳しくは自分が訪れるであろう神社に問い合わせてみると良いかと思います。

 

厄年の厄除けやお祓いはいつの時期に行うのが良い?

では、それでも厄年のお祓いをしたいと思った場合、どのタイミングするのかという事です。

基本的に男女ともに厄年は生涯に3回あります。ですが、その3回とも厄払いをする方は殆どいないという事です。また、前厄や後厄にお祓いをする方もしくないようです。

基本的に厄払いをする方の殆どは本厄(男性:42歳 女性:33歳)の時のみの行うという事です。これは私が神社で直接聞いた内容です。

また、厄払いをするタイミングは年明け早々から節分までの間が多いようです。ただ、厄払いは1年十受いれている神社が殆どだという事なので、こちらも気にあれば問い合わせてみて下さい。

 

厄年の厄払いの祈祷料はいくらが相場なの?

厄払いを神社にお願いすると祈祷料というものが必要です。祈祷料の事を初穂料(はつほりょう)とか、御布施(おふせ)と言います。神社に祈祷してもらうお礼といったところです。

祈祷料の相場は神社によっても異なりますが、凡その相場では3,000円~10,000円です。ですから、一般の方であれば、5,000円ほどで良いのではないかと思います。

因みに、その祈祷料を入れるのし袋は以下の様に記載します。

 

のし袋の書き方は蝶結ぶの上に「御初穂料」もしくは「御布施」と書きます。そして、蝶結ぶの下に自分の氏名を書きます。のし袋は文房具店などでもすぐに購入できます。

もし、用意するのが面倒であれば、以下の通販サイトでもすぐに購入できます。

やはり、事前の準備はしっかりしておきたいところですよね!

 

厄年だから妊娠・出産を避けるのは絶対間違いです!

私が厄年について調べていると「厄年 出産」という事で妊娠時期を遅らせる方がいる様です・・・

私の個人的な意見を言うと絶対反対です。なぜなら、女性の厄年は19歳、33歳、37歳です。30歳半ばに厄年を迎えるという事です。実はこれが問題です!

女性というのは35歳前後を境に急に妊娠できる確率が低下していくと言われています。1年繰り越すだけでも、妊娠率が低下するという事なのです。個人差はも理論ありますが。

これは科学的な根拠の元言われている事です。

それに対し、役倒しというのはいわば昔ながらの迷信です。その迷信が妊活に影響を与えるのはおかしな話です。それこそ災いと言えるのではないでしょうか??

 

厄年の厄除けやお祓いをするかはあなた次第!

結局のところ、厄年というのは何の根拠もないものです。何かると思うと余計にそう思えてしまうものです。

私としては厄払いやお祓いをするのは結構だとは思うのですが、変に厄年だからついていないと思う必要ないと思います。変に意識すると良い事ないですからね(笑)

皆さんも厄年でも、良いお年をお過ごし下さい(^^)/