最近は、街中のお店で売られているドリンクを見ていると、タピオカ入りのミルクティーが多いように感じます。
タピオカというと、グニュグニュした独特の食間があるあれですよね。でも、意外と、タピオカの原料が何なのかとか、色が違うのは何でなのかとか、知らない事も多くありますよね(;^ω^)
タピオカの原料は?タピオカの独特の食感の秘密は?
タピオカ は英語で表記するとtapiocaになります。タピオカの原料はトウダイグサ科のキャッサバの根茎です。そのキャッサバの根茎に含まれる澱粉から製造したのがタピオカです。
キャッサバは、南米、北東ブラジルが原産です。キャッ性の根茎には多くの澱粉が含まれることから、世界各地で食用として栽培されています。
キャッサバの独特の食感はキャッサバの澱粉という事です。現在も、世界各地で食用や工業原料として広く利用されている。
タピオカという名前の由来は何なのか?
では、次にタピオカの名前の由来ついて調べてみました。
キャッサバの澱粉をタピオカと呼ぶ理由は、ブラジルの先住民のトゥピ語(英語版、エスペラント語版、ポルトガル語版、イタリア語版)からきています。
トゥピ語で澱粉製造法の事を「tipi’oka」と呼ぶそうです。
タピオカには小麦粉が含むグルテンがなく、タンパク質もほとんどないです。水分を加えて加熱すると糊化しやすく、抱水力が強いのが特徴です。
白いタピオカと黒いタピオカの原料の違いとは?
ところでという感じですが、以前はタピオカと言えば白くて小さな粒が当たり前でした。
ですが、最近は黒くて大きなビー玉サイズのものがよくドリンクに入っていますよね。
そこで、疑問なのは白いタピオカと黒いタピオカの違いです。原材料が何か違うのかと気になるところです。
私も気になり調べたところ、以下の解説を見つけました(^^)/
基本的に白いタピオカも黒いタピオカも同じキャッサバの澱粉を加工して製造されたことに、変わりはありません。
ではなぜ色が違うのかという事ですが、黒いタピオカはカラメルなどで黒く色付けされているだけです。
白いタピオカと比べて味や食感にそれほど大きな違いはありません。
ただ色付けされたタピオカの方が粒が大きいことが多く、当然ながらモチモチ感は大きい方が強いです。
他にも色とりどりに着色されたタピオカがあります。
例えば、以下のタピオカも原料は同じで人工的に色づけされただけです!
タピオカの場合は、色による食感の違いよりも、製造元による原材料の配合や製造過程によるところの方が大きいそうです。
メーカーごとのタピオカの食感は食べて比較するしかないでしょうが(笑)
タピオカに栄養素やカロリーはあるのか?
上記でも触れたように、タピオカの原料はキャッサバの澱粉です。
澱粉という事は「カロリーが少ないの?」、「ダイエットに向いているの?」などと考えがちになるところです。
ですが、意外とタピオカもカロリーがある事が分かりました。
タピオカの主成分は炭水化物ということです。炭水化物ですから、その他の栄養素はほとんど含まれていません。
また、皆さんもご存知のように炭水化物はダイエットに大敵なのも有名な話です。
例えば、ドリンクになどによく含まれるブラックタピオカ生100gには262kcalもあります。これは白米が茶碗約一杯(160g)とほぼ同じくらいのカロリーだそうです。
1杯くらい大丈夫と思って毎日飲んでいると、あっという間にカロリーオーバーになってしまいます(゚д゚)!
以上、白いタピオカと黒いタピオカの原料の違いとは?タピオカの原料に関する疑問…という話でした。