バナナというと、皆さんも食卓に並ぶことが多い一般的な果物ですよね。そんなバナナですが、ふと疑問に思ったのでメモ代わりにこの記事にまとめておきます。
何かというと、バナナの保存方法や食べごろの時期についてです。
バナナの保存方法が分からなくて困る・・・
バナナというとスーパーで1年中見かけるどこにでもある果物です。ですが、私がスーパーで買い物をする時に思うのは、大抵は房で売っている上に、食べ頃とはいいがたい青みがかったものばかり。
食べるまでにある程度置かなくてはいけないですし、房で購入する時は食べ始めるのと、食べ終わるのに多少間が空くという事です。食べ始めは良くても、私の様にひとり暮らしの人間にとってはなかなか消費ができず困りものです。
できればバナナの保存方法を考慮して消費していきたいところです。
▼バナナの保存方法について▼
※動画再生時、音が出ます※
まず私が、バナナの保存方法について調べたのが、上記の動画です。バナナも植物ですから、切った断面から傷むという事が分かりました。ですから、房の切り口をラップで覆うだけでも傷み方が違うという事が分かってきたのです。
また、ネット上ではバナナを適当な房に分けて、新聞紙でくるみ、ラップなどで覆ってから冷蔵庫で保存すると良いという情報もありました。ですが、私的にはあまり実践的ではないように思えます。
バナナの品質自体はそれほど分からないのですが、皮が黒ずんできて何だかマズそうな色合いになるのです!!
- バナナは切り口をラップで覆うだけで十分保存期間が延びる!
- バナナを冷蔵保存すると低温障害で色合いがマズそうになる!
それなら常温に置いたまま、切り口をラップで包むだけで十分だと思うのです。それでも消費できない時は、スーパーで購入する時に消費できるかよく考えた方がよほどましですよね(笑)
バナナの食べ頃はいつ?黒い点々はあった方が良いの?
では、次に疑問なのがバナナの食べ頃です。恐らくですが皆さんも経験があると思いますが、スーパーで買った直後のバナナは青みがかって決して食べ頃とはいいがたいですよね。
実はあまり知られていませんが、バナナは熟し具合によって栄養価が異なってくるのです。バナナが熟すと甘くなるという事は誰もが知っていると事です。これは味覚だけの問題ではないのです。
バナナを常温で放置していると黒い斑点ができることは皆さんも知っていると思います。バナナが腐り始めていると勘違いしている方もいますが、決してそうではないのです。
バナナの黒い斑点(シュガーポット)について
バナナを常温で放置しておくと黒い斑点ができ、これをシュガーポットと呼びます。言うまでもなく、これはバナナが熟して甘くなり食べ頃になったという合図です。ですが、それ以上に見逃せないのが栄養価です。
シュガーポットができる頃には、糖がデンプンに変化します。そして、更に熟すとデンプンがしょ糖、ブドウ糖、果糖などのような単糖類や二糖類に変化します。デンプンが糖に変わる時、バナナは熟成し消化されやすくなります。
ただ、最近の研究ではバナナが熟すとビタミンとミネラルの一部が減ってしまう一方、その代わりに体に有効な抗酸化物質を作り出したり癌細胞を死滅させる働きも持っている事が解明されてきたのです。
悪性細胞を死滅させるTNF(腫瘍壊死因子)という物質が作られます。この作用はバナナの熟成度によりより効果がある事が分かってきています。
青みがかったバナナより、シュガーポットができて熟したバナナは約8倍、免疫力を高める効果があるといわれています。ですから、バナナの食べ頃はシュガーポットができてからが良いといえるでしょう!
糖尿病などダイエット中の方は青いバナナを食べると良いかも!
上記でも触れたように、バナナは栄養分が豊富で体内への吸収も早いです。例えば、バレーボールの選手が試合中にバナナを食べているという話もあるくらいです。
ですから、バナナを食べるのは良いですが、取り過ぎには注意も必要です。糖尿病やダイエット中の方などは、1日に1本ほどを真保にしておくとか、シュガーポットができる前の青みがある段階で食べるのもありかもあしれません。
先ほども触れたように、バナナが熟すると糖がデンプンに代わります。更に熟すと、単糖類や果糖類に変化します。ですから、糖の代謝を抑えるため、青みがあるうちに食べるのもありなのではと思います(^^)/
以上、バナナの保存方法や食べ頃はいつか?黒い斑点ができた方が栄養価が高いの?…という話でした。