昨今、健康ブームの為に色んな情報がネット上でも騒がれるようになりました。少し前でしたが半身浴が流行ったことがあります。多くの方が半身浴を実践したようです。確かにこれだけ聞くと健康そうにも思えてもきます。

 

ですが、実は「半身浴は健康に良いは間違い!」という事が医学的に証明されているのです。本記事ではそんな巷に出回った間違った入浴法を紹介していきます。

半身浴は健康に良いはずじゃないの?間違いだらけの入浴法!

 

なぜかは分かりませんが、ある時、半身浴が流行ったことがありました。私もネット上で騒がれているのを知り「半身浴=健康に良い」と何年も信じ続けていました。ですが、現実はかなり歪んでいる事も分かっているのです・・・

先ず、なぜ半身浴が健康に良いのかという事を調べ見ました。するとある理由がねじれたからだという事が分かったのです。そのねじれた情報というのは心臓病などの疾患がある方向けの情報です。

 

心臓病などの疾患がある方は確かに半身浴などの入浴方法の方がおすすめです。それが、ネット上では心臓病だけでなく一般の人手も健康に良いと解釈されるようになったようです。

つまりですが、心臓の弱い方向けに半身浴の情報が発信されたにもかかわらず、それがねじれた形で独り歩きしてしまったという事ですね!

 

お風呂でダイエット効果や美容効果は望めない!

お風呂に長時間浸かる事で体重が減るのでダイエット効果がるのではと期待する方もいるはずです。ですが、基本的にお風呂でダイエット効果は期待できません。

お風呂の入る前と入った後で体重が1キロくらいは変わる事はあります。但し、これは体の脂肪が燃焼している訳ではなく、体内の水分が抜けているだけですから、ダイエット効果とは違います。

また、デトックス効果で体の老廃物が排出されて美肌になると信じられていますが、これも間違いです。

入浴中は体が温まるので新陳代謝は良くなりますが、それは一時的なものです。直ぐに体温は戻りますから、デトックス効果で美肌にはならないです。

 

 

風邪を引いたときはお風呂に入ってはいけないも間違い!

 

これは私も経験がありますが、風邪を引いた場合はお風呂を控えた方が良いと情報です。これも近年では間違いだと言われています。お風呂に入っていけないのは体力を消耗するような高温のお湯の場合という事です。

適度のお湯につかるのであれば、体を温めウイルス撃退の為に役立つと言われています。

但し、気を付けないといけないのがお風呂を出た後の湯冷めです。お湯露の後に湯冷めしたが為に風が余計に悪化したというケースはよくある話です。

その様な時はすぐに暖房の利いた部屋に移るか、直ぐに布団に入って休むなどをするべきです。体を冷やさない様に気を付ける必要があります。

 

予防接種後のお風呂がいけないのも間違いかも?

 

風邪と同様にお風呂に入ってはいけないと言われているのが、予防接種です。私も子供の頃はそれが当たり前でした。ですが、これもまた間違った情報ではと言われています。

なぜ、予防接種後にお風呂に入ってはいけないのかというと、それは日本の歴史、お風呂場事情にあります。

昔の日本の家ではお風呂がない長屋暮らしの家が多くありました。その時のお風呂場事情と言えば、家族で大衆浴場(銭湯)に行くのが一般的でした。つまり、色んな人が入った風呂に入るという事です。

そうなると、予防接種後だと色々な菌が入り込んだ大衆浴場は良くないという事になり、お風呂は控えるようにとなったのです。ですが、これはあくまで過去の話です。

現在は、お風呂場は各家庭にありますし、キレイに洗ってあるのであればある程度衛生面の確保もできています。予防接種を受けたその日に入浴も今では問題ないと言われています。

 

間違った入浴法を改めるためにも、ネット情報の鵜呑みには注意!

 

近年はネットが普及して、スマホでいつでもどこでも情報が得られる便利な時代になりました。ですが、その反面、間違った情報も数多く出回っているのが現状です。

 

今回、本記事で紹介された入浴法に関する間違った情報もネットの何気ない核酸から始まったものと思われます。

もし、正しい入浴法で健康維持を心がけたいのであれば、私としても医師など信用性の高い方のサイトや書籍などを参考にしてみるのが良いのではと思います。