夏の季節行事の中でも特になじみ深いものと言えば「盆踊り」と答える方も多いはずです。私も子供の頃は盆踊りの時はみんなに交じって踊っていたものですΣ(・ω・ノ)ノ!
でも、よくよく考えると盆踊りって、何で櫓を囲んで曲に合わせて踊るんでしょうね?私もその意味なんて考えたこともありませんでした。
さっそく調べてみたところ、これまた面白い由来が分かってきたので以下に紹介しておきます。
盆踊りとは、いったいどの様な役割か?
先ず、盆踊りが現在どのような役割で行われているのかという事です。恐らくは、皆さん娯楽と考えている方も多いでしょう。はい、まさにそれが正解です(笑)
現在、盆踊りが全国各地で行われている理由は町おこし、村の結束を高めるための行事として行われています。そこに、宗教的な意味合いは程ないと言ってよいでしょう。
私も、てっきり盆踊りには宗教的な意味合いが隠れているのではと、探ってみたのですが今現在の盆踊りにその要素は皆無と言ってよいでしょう(・∀・)b
盆踊りの由来を簡単い説明すると?
では、その盆踊りがいつから始まったのかという事です。それなりに歴史がるとは思うのですが、これも謎が多いところです。私が調べた限りでは、盆踊りが始めに文献に登場するのは、室町時代まで遡ることが分かりました。
平安時代、一部の貴族などで行われていた舞踊が、お盆の行事と結びつき、死者を供養するための行事として定着していったと考えられています。
初期の盆踊りは死者の供養の意味合いを持っていた為、新盆を迎える家に人々が赴きました。そして、家の前で輪を作って踊り、家人は踊り手を御馳走でもてなしたそうです。
盆には死者が家に帰って来るという考え方から、踊りては死者の役に扮して踊りを踊ったのです。
盆踊りは櫓に提灯とスタイルは何でなの?
次にお盆のお決まりと言えば櫓に提灯をぶら下げて、その周りを多くの人が取り囲んで踊るというスタイルです。これもよくよく考えると不思議ですよね。
実はこれもお盆と関係がある様なのです。お盆は江戸時代に、ろうそくの普及とともに一般庶民の間に広まりました。そこで提灯も普及したという事です。詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。
そして、今日の様に提灯を沢山ぶら下げた櫓を作る事が一般的になったのではと思われます。因みに、江戸時代の盆踊りは男女の出会いの場として栄えていたようです。
何でも、今でいう乱交パーティーのような状態だったとか。それが昭和に入るまで一部の地域では続いていたのというのですから驚きです。とてもじゃないが、そんな事、子供の前では言えませんが・・・
盆踊りは子供には、お祭りとしての楽しみを!
本記事では、盆踊りの由来などを調べてみましたが、やはり子供にとっては楽しいお祭りという意味合いが強いように感じます。私も実際に、子供の頃は盆踊りをただのお祭りとしか考えていませんでしたしね(笑)
それだけでも十分なのではと思います。もし、あえて盆踊りの意味を子供に説明してあげるなら、ご先祖様が返ってきて一緒に過ごせるように!って説目してい上げるくらいがちょうど良いのではと思います。
では、盆踊りの由来は?櫓の周りで曲に合わせて踊る習慣はなぜ?という話でした。また、関連記事をいくつも更新していくので、良ければ見て下さいね(#^^#)